2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『とある飛空士への恋歌3』

犬村小六 ガガガ文庫 空戦ファンタジー。 あざといともいえるし、私の好きなタイプではないが、巧い。唸らされるくらいに巧い。圧倒的によくできていると思う。 恋歌はたいしたことないと思っていたのだが、書ける作家はこのくらい書けるということか。 ぶっ…

自分で作品を書いてみて分かったことは、

一作目はまだ良いけれど、三作目四作目ともなってくると、明らかにキャラクターが足りなくなる。主人公、乃至はそれに準ずる誰かは、ある程度自分に近いキャラになるし(近いといっても程度問題だが)、ヒロインもある程度自分の好きなキャラになる(近いと…

ガガガは一次落ちでした。

そういえば、この前、電撃一次落ち作品を読み返してみた。 細かい表現上の粗はいくらでも見つかったが、全体的には、悪くはなかった。 つまり、悪くなかった、ということは、事実としては一次落ちなのだから、悪くないという程度では、全然足りない、という…